振興銀、16店で営業再開 預金払い戻し申請受け付け

経営破綻(はたん)し、初めて「ペイオフ」が適用された日本振興銀行は13日、本店を含む16店で、預金保険で保護される預金(元本1千万円までとその利息分)の払い戻し申請を受け付け始めた。振興銀の金融整理管財人の預金保険機構によると、全額は保護されない1千万円を超える預金を持つ人は全体の2.7%にあたる3423人で、超える元本の総額は110億円となる。

 振興銀は10日朝に金融庁に破綻処理を申し出たため、同日は全国の約110店が閉店。このうち16店を、13日午前9時に開いた。

 13日に窓口で申請すれば、最短で15日に預金者が指定した口座に入金される見込みという。1千万円超の預金を持つ人も、1千万円までの元本と利息分は払い戻しの申請ができる。16店以外でも順次、営業を再開する方針だ。店頭以外でも、振興銀のホームページなどで得られる用紙に必要事項を記入し、郵送で申請できる。13日に郵送すると、早ければ21日に指定口座に入金されるという。


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 金融庁は10日、預金保険機構振興銀の金融整理管財人として派遣し、機構の管理下に置いた。機構は預金者1人ごとの預金総額を算出する名寄せ作業を12日に終えた。

 同日記者会見した機構によると振興銀の10日時点の預金者は計12万6779人、預金総額は5820億円。そのうち元本が1千万円以下の人は計12万3356人。元本が1千万円以下で保護される対象金額は計5710億円にのぼった。1千万円超の預金を持つ人は全体の2.7%で、1千万円超の部分だけを合計すると、計110億円分で預金総額の1.9%にあたる。

 1千万円超の部分は振興銀の資産の査定を経て一部がカットされる。最終的な払い戻し作業が終わるのは、民事再生手続きなどによる確定後の1年以上先になる見込みだ。

 機構は預金の払い戻しや健全な融資先への継続融資に備え、振興銀に13日から最大約6千億円を貸し付ける。振興銀の事業は8カ月後をめどに「第二日本承継銀行」に引き継がれる予定。機構は承継銀行にも、業務運営のために13億円を限度に貸し付ける。

 16店の営業時間は平日午前9時〜午後7時(本店と松山店は午後5時まで)。預金の照会は、振興銀のフリーダイヤル(0120・722・237、平日午前9時〜午後7時)か機構の専用ダイヤル(03・5208・8414、同午前9時半〜午後6時)。融資の問い合わせ先は振興銀のフリーダイヤル(0120・733・327)。(