本州の太平洋沿岸で大雨　千葉・大多喜で１９９ミリ

２７日夜から２８日未明にかけて、本州の太平洋沿岸を中心に激しい雨が続いた。気象庁によると、２８日午前９時４０分現在、２４時間当たりの雨量は千葉県大多喜町で１９９ミリを記録。東京でも、２８日午前２時からの３時間で３４．５ミリを観測した。

　同庁によると、関東南岸に停滞した秋雨前線に南から暖かい湿った空気が流れ込み、前線が活性化して大雨が降ったという。２８日午前９時現在、東海から関東地方の太平洋沿岸で大雨や洪水などの警報が、千葉県や北海道の一部では土砂災害警戒情報が出ている。

　北日本には寒冷前線を伴う低気圧が流れ込む可能性があり、２９日以降も大雨や強風に注意が必要だという。