東北道で親子３人死亡１人けが　分離帯衝突そこに車２台

２７日午前２時ごろ、福島県本宮市荒井青田原の東北自動車道上り車線で、家族４人のうち１歳の女児と父母の３人が死亡、３歳の男児が軽傷を負う事故があった。

　福島県警高速隊によると、追い越し車線を走っていた千葉県一宮町新地、自動車整備士篠聡一さん（３４）のワゴン車が中央分離帯とガードレールに衝突、走行車線に停止したところ、後ろから大型貨物車が衝突。さらにその後方の中型貨物車もぶつかった。

　ワゴン車の４人は病院に運ばれたが、聡一さんが約１時間半後に死亡。妻の瞳さん（２５）、娘の真凛（まりん）ちゃんも約２時間後に亡くなった。３歳の男児は頭を打って軽傷。後続の運転手２人にけがはなかった。

　現場は本宮インターから約３００メートル北の地点。当時は雨が降っていたという。県警で原因を調べている。